◇ お金の借り方について
おまとめローンは金利の安いところで
まとめローンを銀行や消費者金融からする場合には、必ず利息が付きますので、高利のときは下手をすると元本より利息の方の金額が大きくなってしまうことがあります。
まとめローンで返済するより、できるなら、親兄弟から借りて返済するのが一番です。
親兄弟なら、利息はなしかあってもわずかな金額ですむでしょう。
利息の高いおまとめローンはやめたほうがいいと思います。
利息が高いか安いかの判断基準は利息制限法の制限利息をこえているかどうかが目安になります。
以前に比べると金利は下がってきています。
理由は、消費者金融から高金利で借金した人の自己破産が増え、自殺、心中が社会問題になった為です。
最近では、借金の目的によって金利が変わる消費者金融もあります。
例えば、出産費用、大学進学などの子どもの教育費のように、借金の目的が決まっている場合は、金利が安く設定されます。
融資の使いかたに制限がないおまとめローンの場合、労働金庫やJAなどで年利7~9%、銀行で年利10~14%、大手消費者金融で年利20~28%、小規模の消費者金融は出資法いっぱいの年利29.2%です。
さらに悪質な業者のおまとめローンは出資法の制限さえも守らない高利の融資を行っています。
自治体や国民生活金融公庫の金利は2%くらいですから、いかに高利であるかが分かります。
おまとめローンは、数社を検討してなるべく金利の安いところで借りましょう。
お金を借りる心得|おまとめローン
最近の消費者金融のCMは2、3年前と少し違ってきました。
あの頃は、女性や動物をつかってにこやかで、楽しい、やさしいイメージでしたが、最近は返済計画の大切さを必ず伝えています。
2007年の自己破産件数も4年連続で減少しています。
2002年:214.633件
2003年:242.377件
2004年:211.402件
2005年:194.294件
2006年:165.917件
2007年:148.252件
しかし、10年前の1997年は、71.299件でしたから2倍以上の高水準であることには変わりありません。
消費者金融から、最初は軽い気持ちで借金をしてそのうちに少しずつ借金が膨らんで、その支払いのために別の消費者金融から借金をかさねて、終いには、高金利のヤミ金で借金をしてしまい、多重債務者になって破産するというのがお決まりのコースのようです。
最近の消費者金融の利息は、利息制限法の上限18%を守っているようですが、2005年頃は、出資法の制限利息29.2%に近い金利で貸し付けていました。
18%でも公的機関や銀行に比べれば高利です。
借金をしても、短期間で返せるならなんの問題もありません。返せない時が問題で、返済が滞ると遅延損害金が付きます。遅延損害金は利息より高いのが普通です。利息だけでも返せない人が遅延損害金なんて払えるわけがありません。
銀行も消費者金融もお金を貸すときには、にこやかな笑顔で貸してくれます。しかし、返済が滞りはじめるとにこにこはしません。取り立てるときは別の顔が出てきます。
最初は、電話がかかってきます。初めのうちはさほど厳しくはありませんが、滞納が続くとどんどん厳しくなっていきます。職場にもひんぱんにかかってきます。悪質な業者の場合は、脅迫に近い言葉で取り立てをします。
借金をするときは、借りる相手を選ぶことが大事です。まずは、利息のかからない親、兄弟からの借金を考えるべきです。それが無理でも、手続きが簡単で手軽だからということで消費者金融から借りるのではなく、探してみると年利10%以下で貸してくれるところは、いろいろとあります。
おまとめローンを利用するときもできるだけ金利の安いところを探しましょう。